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追い出しても戻ってくる!? ハクビシン・イタチ被害を防ぐには“徹底封鎖”がカギ

害獣駆除

2025.10.25

追い出しても戻ってくる!? ハクビシン・イタチ被害を防ぐには“徹底封鎖”がカギ

「ハクビシンを追い出したのに、数日後また天井裏から音が…」
「イタチ駆除をしたはずなのに、再びフンやにおいが…」

実はこのような“再侵入トラブル”は非常に多く、害獣駆除で最も失敗しやすいポイントのひとつです。ハクビシンやイタチは驚くほど執着心が強く、一度住みついた場所を「安全な巣」として記憶する習性があります。つまり、「追い出すだけ」「忌避剤をまく」では根本解決にならないのです。
今回のコラムは、なぜ害獣が戻ってくるのか、その理由と“再発を防ぐための徹底封鎖の重要性”について詳しく解説します!

なぜハクビシン・イタチは戻ってくるのか?

記憶力と帰巣本能が非常に強い

ハクビシンやイタチは、自分の巣の位置を記憶し、数km離れても戻ってくると言われています。
一時的に追い出しても、「あの場所は安全だった」と認識しているため、時間が経つと再び侵入を試みます。

 侵入口が塞がれていない

多くの再発事例で共通しているのが、「侵入口の封鎖が不十分」なこと。害獣は、わずか3〜5cmの隙間でも潜り込みます。特に屋根の軒下・通風口・瓦の重なり・配管周りなど、一見気づきにくい箇所を使って侵入してきます。

巣やフンの臭いが残っている

害獣は自分のフンや尿のにおいで縄張りを認識しています。フンや尿をそのままにして追い出した場合、臭いが残ることで「ここは自分の巣だ」と再認識して戻ってきてしまうのです。

自分でできる対策では限界がある理由

「忌避剤をまく」「超音波装置を置く」などのDIY対策は、一時的な効果しかありません。

・においにすぐ慣れてしまう
・装置の範囲外に逃げて別ルートから侵入
・巣が残っている場合、すぐ戻る

さらに、屋根裏や壁の中に子ども(幼獣)がいた場合、母獣が攻撃的になり、危険を伴うこともあります。また、フンや尿を掃除せず放置すると菌・カビ・ダニの発生源となり、健康被害にもつながります。

“徹底封鎖”こそが再発を防ぐ唯一の方法

再発を防ぐためには、「追い出す」だけでなく“戻れない環境をつくる”ことが不可欠です。つまり、害獣が使った侵入口を完全に封鎖すること。プロの害獣駆除業者は、再侵入を防ぐために以下のような徹底施工を行います。

①現地調査で侵入口を特定

屋根・壁・床下など、建物全体を細かく点検し、侵入口の形状や通り道を確認。フンの位置や足跡・被害状況から、ハクビシン・イタチの動線を正確に把握します。

②一時追い出し+封鎖作業

まずは害獣を屋外に追い出した上で、金網・パンチングメタル・金属プレート・コーキング剤などを使用し、侵入口を一つずつ丁寧に塞ぎます。素材選びや設置方法を誤ると、すぐに破壊されたり、別の場所から入り込まれるため、専門的な施工が必要です。

③フンの除去・消毒・消臭

害獣が戻ってこないように、巣やフン、尿のにおいを徹底除去。専用薬剤による消毒と、消臭機器による処理で、衛生的な環境を取り戻します。

④再発防止メンテナンス

季節によって再侵入しやすい時期(特に秋〜冬前)に点検を行い、必要に応じて補強。こうしたアフターケアが、長期的な安心につながります。

プロ施工による“徹底封鎖”の効果

実際にプロによる封鎖施工を行うと、再発率は大幅に下がります。たとえば弊社の施工でも、1年以上再侵入ゼロというケースが多数。
再発しない理由は、単に「穴を塞ぐ」のではなく、

・建物構造を理解した上での素材選定
・ハクビシンやイタチの習性を踏まえた動線対策
・通気性・耐久性を考慮した封鎖設計

など、専門知識と経験をもとにした工法だからです。

まとめ

ハクビシンやイタチは、「追い出して終わり」では解決しません。再発防止のカギは、侵入口を完全に封鎖し、戻れない環境をつくることです。もし「また音がする」「フンが増えている」といったサインがあれば、再侵入が始まっている可能性があります。被害を広げないようにするために、早めに専門業者へご相談ください!

レスキューハウスでは、害獣駆除の経験豊富なスタッフが迅速、丁寧に対応いたします!

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