天井にシミ・壁に穴…ハクビシンやイタチが原因かも?早期発見のチェックリスト
害獣駆除
2025.10.18

「天井にシミができている」「壁に小さな穴が空いている」
「夜になると天井裏でカタカタ音がする」
こうした現象、もしかするとハクビシンやイタチといった害獣が原因かもしれません。
ハクビシンやイタチは夜行性で、屋根裏や壁の隙間に入り込み、知らぬ間に巣を作ってしまうことがあります。放っておくと、フン害・悪臭・断熱材の破損・感染症リスクなど、被害がどんどん広がってしまいます。
そこで今回コラムは、被害を最小限に抑えるための「早期発見チェックリスト」と、もし被害の兆候があった場合の正しい対応について解説します!
目次
なぜ屋根裏や壁にハクビシン・イタチが侵入するのか?
ハクビシンやイタチは、本来は山林や河川沿いに生息していましたが、近年ではエサを求めて住宅地にも進出しています。屋根裏や壁の隙間は、彼らにとって「外敵がいない・温かい・静か」という理想的な環境です。
特に秋から冬にかけては、気温が下がり、出産・子育ての準備を始める時期、食料が減る
といった理由から、住宅への侵入が急増します。
ハクビシン・イタチ被害を見抜く!早期発見のチェックリスト
天井や壁にシミ・黒ずみがある
フンや尿が天井裏の木材や断熱材に染み込み、シミとして現れます。放置するとカビが発生し、天井板の腐食や悪臭を引き起こします。
壁や屋根の端に穴が空いている
通風口や瓦の隙間、屋根と外壁の接合部など、ほんの数センチの隙間があれば侵入可能です。
小さな穴でも「害獣の出入り口」になっているケースが多く、特に夜間に音がする場合は要注意です。
深夜にゴソゴソ・ドタバタという物音がする
ハクビシンやイタチは夜行性のため、夜中に動き出します。
足音・鳴き声・物を引きずる音などが聞こえる場合、巣ができている可能性が高いです。
フンや悪臭がする
屋根裏や軒下に黒っぽい粒状のフンが落ちていませんか?
特にハクビシンは決まった場所にフンをためる「溜めフン」の習性があるため、強い悪臭を放ちます。
室内にカビ・アレルギー症状が出る
害獣のフンや尿から発生するカビ・細菌が空気中に舞い、アレルギーや喘息の原因となることもあります。
特に小さなお子様やペットがいるご家庭では注意が必要です。
放置するとどうなる?
被害を見つけても、「もういなくなったから大丈夫」と放置してしまうケースが少なくありません。しかし、害獣被害は時間が経つほどに深刻化します。
・フン尿による建材の腐食・カビ発生
・断熱材のボロボロ化による冷暖房効率の低下
・配線をかじられて漏電・火災の危険
・フンや寄生虫による健康被害・感染症リスク
一度巣を作られると、駆除しても同じ場所に戻ってくる「再侵入」が非常に多いのも特徴です。
自分で対処するのは危険!その理由
市販の忌避剤や音波装置などを使って「自分で追い出す」方もいますが、これは一時的な効果しかありません。
・ハクビシンやイタチはすぐににおいに慣れてしまう
・忌避剤を避けて別の穴から出入りする
・巣の中に子どもがいる場合、母獣が攻撃的になる
また、屋根裏の清掃・フン除去を素人が行うのは非常に危険です。
害獣のフンにはウイルス・寄生虫が含まれており、防護服なしで掃除を行うと感染症の危険があります。
プロが行う安全で確実な対策とは?
専門業者による害獣対策は、単に追い出すだけではありません。再発を防ぐために、徹底的な調査・封鎖・清掃・消毒までを一貫して行います。
現地調査・被害状況の確認
フンの形状や足跡から、侵入経路と害獣の種類を特定。
追い出し・捕獲作業
環境に応じた方法で安全に駆除。
侵入口の封鎖
屋根や通風口など、侵入に使われた隙間を専用資材で補修。
フンの除去・清掃・消毒
病原菌の除去・悪臭の消臭処理を徹底。
再発防止メンテナンス
侵入口の確認や再侵入の有無を定期的にチェック。
この一連の作業で、ようやく「再発を防ぐ安心できる住環境」が取り戻せます。
まとめ
天井のシミや壁の穴は、見過ごしてはいけない“害獣被害のサイン”です。早期に気づき、正しい対処を行えば、被害を最小限に抑えることができます。
「天井のシミが広がってきた」「夜中に動物の気配がする」
そんな時は、すぐに専門業者へご相談ください。
放置するほど被害は拡大します。早めの点検が、住まいと家族を守る第一歩です!
害獣駆除や点検はレスキューハウスにおまかせください!