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台風後にすぐ確認すべき!雨漏りの初期サイン5選

雨漏り修理

2025.09.06

台風後にすぐ確認すべき!雨漏りの初期サイン5選

9月に入ると台風や秋の長雨の影響で、住まいへのダメージが一気に表面化しやすくなります。特に「雨漏り」は、気づかないまま放置してしまうと、家の構造や内装だけでなく健康被害にもつながる厄介なトラブルです。

しかし、雨漏りは必ずしも「水がポタポタ落ちてくる」状態から始まるわけではありません。実は、もっと小さな「初期サイン」が出ており、それを早く発見できるかどうかで修繕費用や工事規模が大きく変わります。
今回は、台風後にすぐ確認しておきたい雨漏りの初期サイン5つを詳しくご紹介します!

雨漏りの初期サイン5選

① 天井や壁の「シミ」

もっとも分かりやすい初期サインのひとつが、天井や壁紙にできる茶色っぽいシミです。
台風時の強風雨は、屋根材の隙間や外壁の劣化部分から雨水を押し込みやすく、普段は問題がなかった建物でも急にシミが現れることがあります。

・初期の状態:小さな点のようなシミ
・放置すると:範囲が拡大 → クロス剥がれや塗装浮き → 石膏ボードの劣化

さらに進行すれば、壁内部の断熱材に水分が染み込み、カビの発生源となることも。見た目の問題だけでなく、家族の健康にも直結するため、早めの点検が欠かせません。

② サッシや窓枠まわりの「結露ではない水滴」

窓枠に付いた水滴を「結露かな」と見過ごしてしまう方は多いですが、台風後に急に発生する水滴は要注意です。特に風雨が強いと、サッシと外壁の取り合い部分のシーリング材が劣化していると、そこから浸水します。

チェックポイント

・サッシ枠の下部に水が溜まっていないか
・壁紙が浮いたり膨らんだりしていないか
・雨の直後だけに現れるシミや水滴

小さな水漏れでも、木材や断熱材に回り込むと腐食やカビを招きます。サッシまわりは「軽視されがち」な箇所ですが、台風後こそ必ず確認しておきましょう。

③ 床や畳の「湿り・ふわつき」

台風の翌日に床の一部がしっとりしていたり、畳を踏むとふわっと浮くような感覚がある場合、それも雨漏りのサインです。壁やサッシから侵入した水が床下に回り込み、基礎木材を腐らせる原因となるからです。

【初期症状】部分的な湿りや畳の変色
【進行すると】フローリングの反り・カビ → 床下の大規模腐食

床下の劣化は目に見えにくいため、気づいた時には大掛かりな工事が必要になるケースも多いです。床の湿りを感じたら、早めに専門業者に床下点検を依頼することをおすすめします。

④ 屋根裏から漂う「カビ臭」

見た目に変化がなくても、雨漏りが始まっているケースもあります。その代表が「におい」です。屋根裏や押入れからカビ臭さが漂ってきた場合、すでに水分がこもり始めている可能性が高いです。湿気が断熱材や木材に染み込み、そこにカビ菌が繁殖して独特の臭気を発生させます。

注意すべきポイント

・台風後に押入れがジメジメしている
・天井裏から土壁のような臭いがする
・エアコンをつけるとカビ臭い風が出る

これらは「雨水が内部に入り込んでいる」サインであり、外観から分からなくても危険度は高い状態です。

⑤ 外壁や雨樋の「ひび割れ・変形」

最後に忘れてはいけないのが、外部からの点検です。台風後は外壁のひび割れや塗装の剥がれ、雨樋の詰まりや変形がないかを確認してください。

【外壁の劣化】
小さなひび割れ(ヘアクラック)から水が浸入し、内部で雨漏りを発生させる
【雨樋の不具合】
詰まりや外れによって雨水が適切に排水されず、外壁や基礎に水が流れ込む

雨漏りは屋根だけが原因ではありません。外壁や雨樋の劣化も「見落としがちな盲点」として注意が必要です。

まとめ

台風後の雨漏りは、「大きな水滴」や「大量の浸水」から始まるのではなく、小さなサインから静かに進行するのが特徴です。今回ご紹介した5つのサインを放置すると、建物全体の寿命を縮め、大規模工事や数百万円単位の修繕につながることもあります。

「ちょっとシミがあるだけ」「においが気になる程度」と思っても、早めに専門業者に点検してもらうことで被害を最小限に抑えることができます。

レスキューハウスでは、屋根・外壁・窓まわり・雨樋まで含めた雨漏り調査を行い、状況に応じて最適な修繕をご提案しています。
台風後の自己チェックと合わせて、ぜひレスキューハウスの点検をご活用ください。

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