ガルバリウム鋼板の塗装タイミングはいつ?劣化のサインと対処法
雨漏り修理
2025.06.28

軽量で耐久性が高く、サビにも強いことで人気の「ガルバリウム鋼板」。
メンテナンスが少なくて済む屋根材として知られていますが、“ノーメンテナンスでOK”ではないということをご存じでしょうか?
今回は、ガルバリウム鋼板の塗装が必要なタイミングや、見逃してはいけない劣化のサイン、正しい対処法について詳しくお話します。
目次
ガルバリウム鋼板も塗装が必要?
ガルバリウム鋼板は、「アルミニウム・亜鉛・シリコン」の合金メッキが施された鋼板で、サビや腐食に非常に強い屋根材です。とはいえ、紫外線・雨風・経年による劣化は避けられず、表面の塗膜(塗装)が徐々に傷んでいくことは避けられません。
つまり、耐用年数を最大限に延ばすには、適切なタイミングでの塗装メンテナンスが欠かせないというわけです。
塗装のタイミングはいつ頃?
一般的には、施工から10〜15年程度が塗装の目安とされています。ただし、立地環境や使用されている塗料の種類によって、劣化の進み具合には差があります。
以下のような劣化のサインが見られる場合は、早めの塗装が必要です。
劣化のサイン:こんな症状に要注意!
✅色あせ・ツヤの消失:
紫外線や風雨によって、表面の塗膜が劣化すると、色がくすんだり、ツヤが失われたりします。
✅チョーキング(白い粉が出る):
手で触ると白い粉がつく現象。塗膜が劣化して、防水性能が落ちてきているサインです。
✅表面の細かなサビ:
特に板の端や重なり部分に発生しやすいです。早期のサビなら塗装で対応できますが、放置すると腐食の原因に。
✅コケ・カビの発生:
手で触ると白い粉がつく現象。塗膜が劣化して、防水性能が落ちてきているサインです。
✅チョーキング(白い粉が出る):
湿気の多い場所では、表面にコケやカビが繁殖することも。これも塗膜の劣化による影響の一つです。
✅塗装の剥がれ・浮き:
すでに塗装がめくれてきている場合、放置すると鋼板のサビが進行し、穴あきなどの重大トラブルになることも。
劣化が進む前の塗装がコストを抑えるカギ
「まだ大丈夫」と先延ばしにしてしまうと、塗装だけでは対応できず、張り替え工事が必要になるケースもあります。
そうなると当然、費用も工期も大きくなってしまいます。
劣化が軽度のうちに塗装を行うことで、
・屋根材の寿命を延ばせる
・工事費用を抑えられる
・建物全体の防水性をキープできる
という大きなメリットがあります。
適切な塗装で寿命をのばそう
ガルバリウム鋼板の塗装には、素材に合った専用の下塗り剤(プライマー)が必要です。通常の塗料をそのまま塗ると、密着せずすぐに剥がれてしまうこともあるため、業者選びも重要なポイントになります。
信頼できる専門業者に相談し、状態をチェックしてもらった上で、必要なタイミングで塗装を行うことが、長持ちの秘訣です。
まとめ|塗装の“タイミング”を見逃さないで!
✅ガルバリウム鋼板も10〜15年が塗装の目安
✅色あせ、サビ、チョーキングは見逃せない劣化サイン
✅早めの塗装でコストもトラブルも最小限に
✅専門知識を持つ業者への点検・相談が安心
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