床下換気が重要!湿気対策でシロアリを寄せ付けない家づくり
シロアリ駆除
2025.04.12

シロアリの被害を防ぐためには、湿気対策がとても重要です。特に床下の湿度が高いと、シロアリが好む環境が整い、被害のリスクが高まります。そこで、シロアリを寄せ付けないための湿気対策と床下換気の重要性についてお話します。
目次
シロアリが引き寄せられる原因とは?
シロアリは乾燥した環境では生息しにくく、湿った木材を好みます。以下のような条件が揃うと、シロアリが発生しやすくなります。
湿気が多い環境
床下や基礎部分に湿気が溜まると、木材が湿ってしまい、シロアリにとって格好のエサ場になります。特に梅雨時や湿度の高い地域では注意が必要です。
木材が直接地面に接している
基礎部分の木材が直接地面と接していると、地面からの湿気を吸収しやすくなり、シロアリの被害リスクが高まります。
排水不良や雨水の溜まりやすい家
家の周囲の排水が悪く、雨水が床下に流れ込むと、湿気が増してシロアリの好む環境になります。
床下換気が重要な理由
床下の湿気を適切にコントロールすることで、シロアリが寄り付きにくい環境を作ることができます。具体的には、以下のような対策が効果的です。
床下の換気口を確保する
床下には換気口が設けられていますが、家具や物置、植木などでふさいでしまうと空気の流れが悪くなります。定期的に確認し、換気口の周りを開放的に保つことが大切です。
床下換気扇の設置
自然換気だけでは湿気が十分に排出されない場合、換気扇を設置することで空気を強制的に循環させることができます。特に通気性が悪い住宅や、湿気のこもりやすい地域では有効な手段です。
調湿材の活用
床下に調湿材(炭やシリカゲルなど)を敷くことで、湿度を一定に保ち、カビやシロアリの発生を防ぐことができます。
湿気対策について
①雨水の管理
雨どいや排水溝を定期的に掃除し、雨水が家の周囲に溜まらないようにしましょう。特に地面が低くなっている場所では、水たまりができやすく、床下に湿気がこもる原因となります。
②防湿シートの設置
地面からの湿気の上昇を防ぐために、防湿シートを敷くことも有効です。防湿シートは、床下の地面を覆うように敷き詰めることで、湿気の侵入を抑えます。
③定期点検を行う
専門業者による定期的な点検を受けることで、湿気の状況を把握し、早めの対策を講じることができます。特に築年数が経過した住宅では、床下の状況をこまめにチェックすることが重要です。
シロアリ対策としての予防工事
床下の湿気対策と併せて、シロアリの侵入を防ぐ予防工事も検討しましょう。
防蟻処理(シロアリ予防剤の散布):
床下や基礎部分にシロアリ予防剤を散布することで、シロアリの侵入を防ぎます。
木部処理:
床下の木材に防蟻処理を施すことで、シロアリが木材を食害するのを防ぎます。
基礎部分の補強:
ひび割れた基礎部分はシロアリの侵入口となるため、補修を行いましょう
まとめ
シロアリの被害を防ぐためには、湿気をコントロールし、シロアリが住みにくい環境を作ることが大切です。床下換気の改善や調湿対策を行うことで、大切な住まいをシロアリから守ることができます。
「うちの家、大丈夫かな?」と不安を感じたら、まずはレスキューハウスにお問い合わせください。定期点検や適切な対策を講じることで、安心して暮らせる住まいを維持いたします。