外壁塗装の助成金がもらえる条件と申請の流れ
外壁塗装
2024.12.21

目次
外壁塗装の助成金とは?
外壁塗装の助成金は、自治体が行うリフォーム助成制度の一環で提供されることがあります。助成金の内容や条件は自治体によって異なり、対象となる外壁塗装の種類や対象者の条件が定められています。助成金を活用することで、外壁塗装にかかる費用の一部を補助金として受け取れるため、利用できる場合は大きなメリットがあります。
助成金の特徴
エコや省エネが目的:外壁塗装に関する助成金は、遮熱・断熱塗料などのエコ塗装や省エネ効果を持つ塗料に適用される場合が多いです。環境保護や省エネ対策として、自治体が補助金を出すケースがあります。
地域によって条件が異なる:助成金の内容は自治体ごとに異なり、支給額や支給対象の条件もバラバラです。支給対象のエリアや、施工業者の登録などの条件が課されることもあります。
上限額や補助率が設定されている:例えば、工事費の20%を上限に補助金が出る場合や、数万円から数十万円程度の補助額が設定されるケースが多いです。
助成金の対象条件
外壁塗装の助成金の対象条件は自治体ごとに異なりますが、一般的に以下のような条件が設定されています。これらの条件を満たすことで、助成金の対象になる可能性があります。
居住地や物件の所在地
助成金は、申請者が居住している自治体、または所有する物件が自治体の管轄内にある場合に適用されることが多いです。
物件の用途
自宅や賃貸用の住宅が対象とされることが多く、企業や法人の所有する物件や商業施設は対象外とされるケースがあります。
マンションの場合は、個人所有の専有部分か、管理組合として共用部分の工事が対象となるかが異なるため、条件を確認する必要があります。
築年数
一定の築年数(例えば10年以上)経過した建物が対象となるケースが多いです。新築後すぐの建物は助成の対象外となることが一般的です。
使用する塗料や工事の種類
環境に配慮した遮熱・断熱塗料や、省エネ効果のある塗料を使用する工事に限られることがあります。一般的な外壁塗装ではなく、エコや省エネに特化した工事内容が求められることが多いです。
施工業者の条件
自治体が指定または登録している業者を使用することが求められる場合があります。また、施工業者が助成金申請手続きに関するサポートを行うケースもあるため、助成金の対象業者か確認することが大切です。
事前申請が必要
助成金を受けるためには、工事を開始する前に事前申請が必要です。工事完了後の申請では対象外となるため、事前に自治体に申請を行い、承認を受けてから工事を進める必要があります。
所得制限や世帯構成
一部の自治体では、申請者の所得や世帯構成に条件を設けていることがあります。低所得世帯や高齢者世帯を優先する場合もあるため、条件に該当するか確認が必要です。
過去に同様の助成を受けていないこと
過去に同じ物件で外壁塗装の助成金を受けた場合、一定期間(例:5年~10年)が経過していないと再度の助成が受けられないことがあります。
助成金の申請の流れ
外壁塗装の助成金の申請方法は自治体ごとに異なりますが、一般的な流れとしては以下のようなステップが必要です。
①助成金制度の確認
まず、該当する自治体の公式ウェブサイトや窓口で、外壁塗装の助成金制度の内容を確認します。制度の有無、助成金の金額、補助対象、申請条件などを詳しく把握します。
申請に必要な書類(申請書、見積書など)や提出先、申請期限が指定されている場合があるため、あらかじめ確認しておきましょう。
②申請書類の準備
助成金申請に必要な書類を準備します。一般的には、以下の書類が必要です。
助成金申請書:自治体から配布される申請書に記入します。
見積書:工事費用の見積もりを、依頼する施工業者から取り寄せます。
施工計画書:工事内容の詳細がわかる計画書(業者が提供することが多いです)。
物件の写真:外壁の現状を確認できる写真。事前の写真が必要な場合があります。
本人確認書類:免許証やマイナンバーカードなどのコピーが求められる場合があります。
その他、収入証明書(所得制限がある場合)や、施工業者に関する資料が必要なこともあるため、詳細を確認しましょう。
③事前申請の提出
助成金は、工事開始前に申請が必要な場合がほとんどです。工事を進めてしまうと、助成対象から外れることが多いため、事前申請が必要かどうか必ず確認してください。
書類を提出し、審査結果を待ちます。審査には数週間かかる場合があるため、余裕をもって手続きを行うことが重要です。
④自治体の審査・承認
申請内容が自治体の条件を満たしているか審査が行われます。審査に通ると「承認通知」が発行され、助成金の支給が確定します。
承認が下りた後であれば、工事を開始できます。
⑤工事の実施
承認通知を受け取った後、実際に工事を依頼し、外壁塗装を完了させます。
施工業者が作業報告書や工事完了証明書を発行するので、助成金申請時に必要になる場合が多いです。
⑥ 助成金の申請と受け取り
工事完了後、完了報告書や工事の証拠写真などの書類を提出し、最終的な助成金申請を行います。
工事完了報告書
工事写真(ビフォー・アフターの写真)
支払い証明書:施工業者への支払いを証明する領収書や振込明細
提出後、自治体が確認し、問題がなければ助成金が振り込まれます。
レスキューハウスで外壁塗装をする際は、助成金制度を活用してください!