シロアリの放置は危険!駆除する方法と放置のリスク
シロアリ駆除
2024.03.25

目次
シロアリの駆除方法
「シロアリ」と聞くと、床下で巣を作って繁殖しているイメージですよね。実は屋外に巣を作って繁殖するケースもあります。特に、庭木がある家庭は注意が必要です。シロアリは庭木に巣を作ることもあります。建物には被害はないし大丈夫と思っているのは大間違いです。そこで、今回は庭木に潜むシロアリを駆除する方法と放置するリスクとについてご紹介します。
シロアリの被害は建物だけではない!
シロアリの被害は建物だけでなく屋外にも及びます。冒頭でも触れた通り、シロアリの被害は建物だけではありません。もともと、シロアリは木材を餌とする生き物のため、建物以外に「庭木」を住み場にしてしまうことがあります。ガーデニングなどが趣味である家庭の場合は、住みやすい環境になりシロアリが繁殖することがあるため注意が必要です。特に、枯れた木や腐った木などが庭にある場合はシロアリが住み着きやすく、あっという間に侵食されてしまう可能性が高いです。こまめに掃除するように心がけましょう。最近ではガーデニング用の木材に防蟻処理がされているものがほとんどですが、年々効果は薄れて行ってしまうため定期的に再度防蟻処理を行うことがおすすめです。また梅雨時期は要注意です。湿度の高さと腐った木のある環境はシロアリにとって好条件の場所です。シロアリ被害を加速させてしまう恐れもあるため、梅雨時期には一度庭木を全てチェックし、腐っている木はないか確認してみましょう。
シロアリ被害にあいやすい特徴
- ウッドデッキ
- 枕木
- ラティス
これらの木材は、状況によってはシロアリのエサになります。庭に木製のものがある場合は、庭木同様に腐食してないかなどチェックしましょう。
シロアリの駆除方法
薬剤の散布
薬剤を散布してシロアリを駆除する方法です。定番の駆除方法になります。庭木に直接散布するだけでなく、建物の外周にも散布しておくと安心です。浸食がどのくらい進んでるか分からないことが多いため駆除範囲は広めに設定しましょう。また、散布するだけでは木の中や地面に潜むシロアリに効果が表れない可能性があるため、薬剤を注入することも大切です。専用のシロアリ駆除剤が販売されているので、注入できるタイプの商品も準備しておくと良いでしょう。
マスクや手袋をして作業する
作業中は子供やペットを近づけないようにしましょう。
ベイト工法
近くに駆除剤を設置してシロアリを駆除する駆除剤を設置してシロアリを駆除する方法として「ベイト工法」があります。シロアリが現れそうな場所に駆除剤を設置するという方法です。この駆除剤にはシロアリの身体に影響を及ぼす薬剤が入っており、シロアリが食べることで死んでしまいます。シロアリは餌を巣に持ち帰る習性があることから、巣丸ごと駆除できるというメリットがあります。駆除漏れのリスクが低く、駆除方法も手軽であることから近年人気を集めている駆除方法ですが、即効性が低いことが難点です。浸食されている庭木が建物に近い場合や、既に建物に侵入されている可能性がある場合などは緊急性が高いため不向きになることがあります。利点として、「人体や動物には影響がないため安心して作業ができる」ということが挙げられます。小さな子供やペットがいるご家庭は、ベイト工法を用いる駆除がおすすめです。
シロアリ被害の確認
プランターや床下の確認などシロアリが潜んでいないか調べましょう。シロアリは見えない部分に潜んで徐々に繁殖していくことも多いです。庭木だけでなく、建物へのリスクも上昇してしまうため注意が必要。適切に駆除するためにも、庭木の状況やプランター周辺、床下などは徹底的にチェックしておきましょう。また、シロアリが見えなくても「痕跡」で被害状況は分かります。例えば「シロアリのフン」「シロアリの死骸」「シロアリの羽」「蟻道」など、シロアリの姿が見えなくてもこれらの痕跡があればシロアリの被害を受けている可能性が考えられます。駆除範囲が明確になり、自分での駆除はもちろんのこと、業者に依頼する際にもスムーズに被害状況を把握してもらうことができます。
庭木のシロアリを放置するとどうなるの?
地震や強風などで家屋が倒壊
シロアリの浸食状況によっては、木の内部が既にスカスカの状態に陥っている可能性があります。その場合、強風や地震などで倒れやすくなってしまうため非常に危険です。特に、大きめの庭木である場合は大惨事になることもあり、早めに対処する必要があります。
建物に被害が及ぶ可能性
現時点でのシロアリ被害は庭木だけですが、今後建物に被害が及ぶ可能性も十分考えられます。シロアリが好む「湿度の高い場所」「暗い場所」「腐った木材がある場所」という条件が揃っていれば、あっという間に建物もシロアリに侵食されてしまいます。軽度な被害であればシロアリの駆除だけで済んだところが、被害があまりにも大きいと部材ごと交換する必要があります。そうなった場合には駆除にかかる費用も高くなってしまいます。また、木造住宅の場合は構造体が被害に遭い強度が低下していると、万が一地震が発生した時には倒壊のリスクも大きくなりますし、そうでなくても建物そのものの寿命を縮めてしまうことに変わりはありません。
まとめ
シロアリ被害は庭木に及ぶこともあり、必ずしも建物だけとは限りません。シロアリの放置は、放置は様々なリスクが生じることを念頭に入れておきましょう。シロアリ対策は「早めの駆除」が基本です。シロアリ被害を発見した時点で駆除をしましょう。最近は、自分で対策できるようホームセンターなどでは様々なシロアリ駆除商品が販売されていますが、自分で駆除すると「駆除漏れ」「痕跡の見逃し」などの可能性が高いという難点があります。確実にシロアリを駆除したいのであれば、プロに依頼することがおすすめです。
関西・関東エリアで害虫駆除をお探しの方はぜひレスキューハウスにお任せください!
即日対応させていただきます!
電話:0120-366-941