屋根を漆喰で修理するときの費用や見積もりの目安
瓦屋根工事
2024.03.09

かわら屋根の建物では、漆喰の修理が必要な場合があります。
今回は、屋根の漆喰の修理にかかる費用について見ていきましょう。
屋根の漆喰の修理とその費用
屋根に漆喰が使われている場合、修理費用は高めになる傾向が見られます。
漆喰ってどんなもの?
漆喰とは、かわらを使った屋根の棟の部分に使われる建材のことです。屋根をよく見ると、中央部分にまっすぐに盛り上がった列がありませんか。これが棟に当たります。さらに、棟にのっているかわらの下あたりに白く見えている部分が、漆喰です。漆喰の原料は消石灰と呼ばれる白い粉末のため、漆喰のところは白く見えるというわけですね。かわらをはじめとする石材の接着や、目地に充てんして雨水の侵入を防ぐ役割を果たしています。
漆喰の修理が高めになる理由
屋根の漆喰は年月がたつとともに劣化してきますので、15年をめどにメンテナンスが必要です。ただ、漆喰の修理には手間がかかります。これが、漆喰の修理の費用が高めになる、最大の要因です。漆喰が用いられているのは、屋根の最も高い部分のため、足場を組まねばなりません。さらに、漆喰の修理には高度な技術が求められます。いわゆる職人仕事と呼ばれる作業で、誰でもできるというわけではないのです。足場の組み立て工事と職人への人件費が、屋根の漆喰の修理費用を押し上げる2大要因と言えるでしょう。
まとめ
漆喰は屋根に欠かせない建材ですが、修理をするには足場を整え、職人に頼まねばなりません。この2つの要素が高額になるため、修理の費用をあらかじめ知っておくと安心ですね。関東と関西の両方で屋根の工事を承っている弊社では、事前に修理の費用をお知らせいたします。見積もりは無料ですので、お気軽にご相談ください。